移民ってワルモノなの?
こんにちは!
ツナです!
今日はブログ二日目。少しチャレンジングですが、書評を書こうと思います。
今回取り上げるのは、ベンジャミン・パウエル著『移民の経済学』です!
- 作者: ベンジャミンパウエル,Benjamin Powell,薮下史郎,佐藤綾野,鈴木久美,中田勇人
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/10/28
- メディア: 単行本
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この本を最初の方読んで思った感想は、専門的内容が多く、正直経済学を学んでいない自分からしたら読みにくい。
でも、中身は本当に濃い内容でした!!!
移民は昔から問題とされてきました。そして、近年になり、難民問題が激化し、寛容であったヨーロッパ諸国でさえ、難民に対してポジティブではありません。
「本当に移民ってワルモノなの?」
ドナルド・トランプ新大統領は移民によって仕事が奪われていると言って、移民の存在をよく捉えていません。
しかし、これもあくまで感情論。それでは、正しく国を運営することはできない。
そこから出てきたのが、データから読み解くという『移民の経済学』なのです!!
最初に、専門的内容で読みにくいと申しましたが、データを用いて、分析し、論理的に述べているからこそわかることが面白い!!!
今まで移民が国の財政、国民の仕事などにどのような影響をもたらしてきたかを多くの学者の分析を用いて、多角的に、そしてより客観的に説明してくれています。
今白熱してきている移民の問題、これを読むことでテレビで移民について話している人よりも移民のプロフェッショナルになれるかもしれませんね。
ぜひ書店でお取りくださいませ。