グローバルリーダーとは

グローバルリーダーって何??

先日トビタテ!留学JAPANの事前研修に参加させていただいた。

「トビタテ!留学奨学金」とは2013年〜2020年までの文部科学省×民間企業の官民連携のプログラム。

今まで企業からの寄付により、3000人を超える学生が海外にトビタって来た。

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私自身もトビタテ6期生として、4月からフィリピンに飛び立つ。

 

そして事前研修に参加して来たのだが、一つの疑問が生まれた。

それが、「グローバルリーダーって何??」であった。

 

研修の中で「日本を代表するリーダー、世界を舞台に活躍するグローバルリーダーになりましょう」など一致団結して頑張っていこうという気風が講師陣から見られた。

 

しかし、グローバルリーダーはなろうとしてなることができるのだろうか。

今世界で活躍していると言われている人々は果たしてそのようなvisionを持って、今までやってこれただろうか。

 

その答えを研修中のYoung Global Leaderに選出されたお二人の講演から垣間見ることができた気がした。

 

そのお二人とは、東京大学大学院理学研究科の教授である上村想太郎さんとInternational School of Asia Karuizawa (ISAK)を設立した小林りんさんであった。

 

彼らの講演を聴く中で発見した共通点は、「熱中できるものがあるか」と「人生の点を線にして来た」というである。

 

上村教授は命に対しての疑問を持っていてそれを科学の力で解き明かしたい、それに熱中していたらいつの間にか実績もついていた。

小林りんさんは、高校時代のメキシコでの貧困を目の当たりにし、UNICEFでの経験からリーダー教育という答えを見出していた。

 

また、お二人とも自分の好きなことをとことんやっているなとも感じた。

 

ここから私が考えたグローバルリーダー像が、「とにかくやりたいことをとことんやっている」である。これは、別にグローバルリーダーに限ったことではないと思う。

漫画家だって、鳶職の人だって、研究者だって、起業家だってみんな同じ。とことんやって気づいたら何かのプロフェッショナルになっているんじゃないだろうか。

自分の尊敬する人もそんな感じだ。

 

しかし、「とことんやる」ことって当たり前なことに思えるが、なかなかできないのが現状なんじゃないかな。

 

私自身もなかなかやりたいことに100%自分を使うということができていない。

大学の課題があったりとか、やらなければいけないことに自分がほぼ行ってしまい、やりたいことは後回し。

そんな自分を省みると、自分はまだまだ足りないと憂鬱な気分にもなったりする。

 

でもそのチャンスが回ってきた。この4月からフィリピンでとことん自分のやりたいことをやってこようと決意している。

 

とりあえず打ち込んでみて、ダメならその時また考えて、また歩み出す、そうやって自分のやりたいこと・熱中できること・自分の人生を重ね合わせて見出していこう。

 

結論、グローバルリーダーなんて考えない(笑)