国際協力に携わりたい大学生必読の書籍シリーズ!第1弾

こんにちは。

 

 

今日は、僕がオススメする国際協力に携わるなら必読!と思う書籍を紹介します。

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その第1弾となる今回、ご紹介するのは

米国NPO法人コペルニク共同創設者兼CEOである中村俊裕さんの「世界を巻き込む。」

 

世界を巻き込む。――誰も思いつかなかった「しくみ」で問題を解決するコペルニクの挑戦
 

 

 

中村さんの仕事は

貧困層の人々の日々の生活の課題を直接的に解決するテクノロジーを、より多く、持続的に普及させる仕組みをつくること。(抜粋)

 

これがコペルニクの活動

「ラストマイルでの貧困削減を加速させる」

 

 

中村俊裕さんの経歴は、華々しいものだ。

緒方貞子さんや明石康さんの国連での活躍に衝撃をうけ、国連を志し、

 

 

京大、London School of Economicsの大学院、そして、国連社会開発研究所(UNRISD)で働き、マッキンゼー、国連開発計画(UNDP)というように、皆が皆なれないような経歴をもっている。

 

 

そんな彼が、なぜNPOを立ち上げたのか?

 

 

彼の原点は、国連で働いたからこそ生まれたものである。

 

 

上流支援(=国連などの援助機関による国の仕組みや政策レベルの支援)は引き続き必要だし、気の遠くなるような支援が徐々に実を結ぶことは否定しない。

 

 

ただ、上流支援だけではなかなか現状が変わらないのも事実だろう。

 

……………

 

 

僕には何ができるのだろうかと考え始めるようになった。

 

 

 

 

よりボトムアップに直接的に貧困を削減することはできないのだろうか

 

 

 

あらゆるセクターを経験した、かつ現場に足を常に運んできた中村さんだからこその問いと新たな出発。

 

 

この一冊には、中村さんの熱意、経験だけでなく、ノウハウも詰め込まれている珠玉の一冊。

 

 

最後のページの一言に重みがある。

「ボトムからの視点」を持つことを決して忘れてはいけない。

 

それがなければ、僕らは自らのミッションを成し遂げることはできないし、変革を起こすことなんてできない。

 

僕はそう信じている。

 

 

国連を目指す学生、キャリアに悩む学生、ソーシャルビジネスに関心がある学生、あらゆる学生を助けてくれる書籍だ。

 

 

 

ぜひ一読してほしい。

 

 

世界を巻き込む。――誰も思いつかなかった「しくみ」で問題を解決するコペルニクの挑戦